水時、災害ボランティアへ

はいどーも!水時です!

 

突然ですが、

岡山県 倉敷市 真備町

へ災害ボランティア活動のため行ってきました

 

先日の西日本豪雨で最も被害の大きかった地域の一つです

 

僕自身、大阪に住んでいることもあり、これも記憶に新しい大阪北摂直下型地震を経験しました

 

震源地からほとんど離れていない地域に住んでいることもあり、あのレベルの地震をじかに経験したのは初めてでした

 

これはさすがに終わるんじゃないか

と直感し、恐怖したものです

 

幸い、僕の家や地域は大きな被害は無かったのですが、

自然災害は他人事ではないな

と感じました

 

真備町にボランティアに行こうと決めたのはそれが大きな理由でした

報道だけではわからないこともあるはずです

 

とはいえ、ボランティア活動に参加するのは初めてで、その上、一人で行くので分からないことも多い…

 

今回は、そんなボランティアの初心者である僕が一人で参加した記事になりますので

これから参加したいと考えてはいるが今一歩踏み出せない

そんな方のお役に立てれば幸いです

 

 

 

それでは順番に書いていきましょう!

 

 

 

よし!ボランティアに行こう!

…で?どうしたらいいの?

 

悲しいことに、僕はこのレベルでした

 

行く場所は岡山の倉敷!

と漠然と決めていたものの何から手をつければいいのかまったくわからない

 

とにかく倉敷のボランティアセンターのサイトを調べてみることに

 

簡単に ボランティアに参加する と言っても事前準備はめちゃくちゃいることを僕はこの段階で知ります てへっ

 

まずは道具です

 

実際ボランティアに行ってする作業の多くは

被災された方のお宅に伺い、

家財整理 又は 土砂運搬

です

 

まずは服装ですが、

長袖長ズボン

これは 絶対です

 

作業の内容上、しっかりと肌を守っておかないと、

万が一怪我をしてしまった場合、傷口から細菌が入り込み危険です

 

どれだけ暑くても、長袖長ズボンを心がけてください

 

そして、長袖の先には

強靭なゴム手袋

を着用します これも絶対ですね

 

軍手では怪我をしやすいようなので、

破れないゴム手袋を推奨してるようです

 

靴は

長靴

です

 

ガラスの破片が落ちているなんてことは当たり前にあります なるべく底が分厚く硬いものを用意しましょう

 

そして絶対必要なのは

マスク

です

 

このマスクも日常で使う通常のマスクではなく、防塵の立体マスクを用意しましょう

 

僕はコンタクトレンズを着用しているので、

ゴーグル

も用意しました

 

汗をかいた時に、手や服で拭われる方が多いそうですが、

そこから結膜炎になってしまうことがとても多いようです

コンタクトレンズを使用しない方も、できるだけゴーグルを着用しましょう

 

ちなみに僕はここにかいてある全てを

コーナンで買い揃えました

そんなに高くもつかないですよ!

 

あとはその時の状況に応じて物を用意しましょう

 

僕の時は本当に暑かったので、

首に巻く冷却タオルアクエリアスを2L帽子など熱中症対策をしっかりとしていきました

水分、塩分は大事ですね

 

 

では物を揃えたら次は 保険に加入です

 

ボランティアに参加するには、ボランティア保険に加入する必要があります

 

保険といっても、そのときだけ加入するものなので、

高くても600円で加入することができます

 

出発当日までに、地元の社会福祉協議会で加入を済ませて起きましょう

何か起きてからではだめですよ

 

 

ではここからは、実際僕が活動をした日のことを書いていきたいと思います

 

 

僕は新大阪から新倉敷まで新幹線を使いました

 

新倉敷駅にボランティアセンターの送迎バスが来てくれていますので、案内に従ってバスに乗車しましょう

 

ボランティアセンターについてからは

受付を済ませ、指定された椅子に座ります

 

僕は一人での参加だったので、

まさかこのまま本当にぼっちなのか…??

と不安でしたが

安心してください

しっかりと五人一組のチームを組みます

 

僕がたまたま一緒になった四人の方のうち三人が

ボランティアに参加していた野球部員の高校生で、僕が24歳、もう一人の方はおそらく人生の大先輩でした

高校生でボランティアなんて偉いなぁ…

と感動しつつ

18歳か…若いなぁ…

と羨ましがってました

どうやら野球で強豪校の子たちのようです

 

18歳って2000年生まれで、僕にとったら6つも下なんです

ただ、相手は僕を学生だと勘違いしたらしく

実年齢を言った時は笑いながら驚かれました

え、なんで笑われた?

 

そんなこんなで五人の仲も打ち解け

いざ活動場所へ

今回は他のチームの方と十人で行動することになりました

皆さんいい人たちでした

 

今回はとあるお家にお伺いさせていただきました

 

その道中、少しだけですが写真に収めたので貼っておきます

少しでも現状を知っていただければ…と思います

 

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草木すら茶色くなってしまい、

現状、お店も営業できる状態でなく、そもそもお家で人が生活をできる…という状態ではありませんでした

 

言葉を失いました

報道で見る姿と実際に見るのとではこうも違うのか

歩いてる間はただひたすら、その景色を目に焼き付けていました

 

いざ今回担当させていただくお家につくと

ここでも言葉が出ませんでした

 

二階建てのお家だったのですが、

一階はもちろん、二階まで水で浸されたようで

壁ははがれ、家具という家具はダメになってしまい、床がはがれていました

僕が実際に目にしたことのない光景がそこに広がっていました

 

時間もあまりない中なので、お家の方に挨拶をしてから早速作業に入りました

 

僕たちが担当したのは

家具を外に運び出し

土、泥を掻き出して運び出す

作業でした

 

家具を運び出す時は必ず、

それが必要か否か、

絶対にお家の方に聞いてから運び出しましょう

 

自分たちで勝手に判断できない思い出の物など、ないはずがないのです

勝手に捨てないようにしましょう

 

 

作業を始めて30分足らずで

とにかく汗が噴き出す噴き出す

土砂はめちゃくちゃ重いのです

それが家の中に大量に…

 

また気温が35度を超えていたので、

皆さん熱中症にならないよう、しっかりと水分塩分補給を心がけていました

 

作業自体は

13時30分には終了しないといけなかったので

それまでは20分動いて10分休憩を徹底し

体調管理もしっかりとしていました

 

ボランティアが倒れてしまっては元も子もありませんからね…

 

作業が終わる頃には

部屋中にあふれていた土砂や

散乱していた家具は大方外にまとめることができました

しかし、まだまだそこで生活できるという状態ではありません

一刻も早い復興を願うばかりです

 

 

 

今回お伺いさせていただいた家の方にお話を伺うと

今回の豪雨の恐ろしさが伝わってきました

 

大雨により真備町には最初

避難勧告

が出されたようです

 

しかし、

避難勧告なら大丈夫だろう

という気持ちから

 

その時はまだ避難をしなかったようです

 

その後、

避難指示

が出されましたが、

その時にはすでに外の道路が川になっていたようです

 

移動しようにも車はハンドルを取られ動くことができず、少し進んでも渋滞になっていて動くこともできなかったそうです

 

たまたまその日は息子さんが一緒だったそうなので助かったと仰っていましたが、

同時に、

息子がいなかったらどうなっていたかわからない

とも仰っていました

 

避難指示が出てからでは遅い

避難勧告の時点でしっかりと避難すべき

 

これは今日本人がしっかりと意識しないといけない問題なのかなと強く感じました

おそらく、ちゃんと避難する人は未だ少ないのでしょう

 

おそらくこの話を直接聞かなかったら

僕も避難勧告で動こうという意識にはならなかったと思います

 

 

僕は今回、都合もあり1日しか参加出来ませんでしたが、

少しでもお役に立てれていれば幸いです

 

しかし、ボランティアは常に足りていない状況とのことです

 

また僕も参加させていただきたいと思っていますが、

これを読んでいただいて少しでもボランティアに参加しようと思ってくれる人がいれば

と思って記事にしました

 

一人でも不安は最初だけです

行ってみればなんとかなります

これは一人ぼっちである僕が保証します

 

 

 

今回被害に遭われた地域の 一刻も早い復興を願います

 

 

 

以上、僕の初ボランティア活動の体験談でした

 

 

ではまた!